ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) (新潮文庫)第1次ポエニ戦争が終わった後、カルタゴハンニバルは父とともにスペインに渡り、勢力を拡大する。一方、ローマは北方のガリア(ケルト)を押さえ、現在のミラノのあたりまでをローマの領土とする。


ローマは常に敗者に対して寛容であった、ということをこの本では強調しています。
確かに収入に対して1割の税金で済むというのはわかりやすいし、奴隷にされるわけでも兵役を強要されるわけでもないならば、条件は悪くはないですね。