ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) (新潮文庫)

ハンニバルスキピオの戦い。ハンニバルは負ける。ハンニバルは亡命し、その先でもスキピオと戦うことになり、また亡命。その後、自刃する。スキピオハンニバルに打ち勝ったまでが人生の最良のときでその後は病気がちでそのまま亡くなる。ハンニバルの母国、カルタゴは後にローマに反乱し、それを抑えられた後に街そのものの跡形もなくなるほどに更地に戻される。
ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上) (新潮文庫)

スキピオの孫、グラックス兄弟は国内のひずみを良く見極め、改革をするが、元老院に受け入れられず、それぞれ若くして殺害される。
ローマ市民権を持たない同盟国に住む人たちが反乱を起こす、同盟者戦役。これまでになかった内部反乱に元老院はあわてる。戦争を優位に進めつつ、休戦の時期に同盟国の人たちに対してローマ市民権を付与することを決める。