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6月上旬になるとなんだか心がざわざわと粟立つ感じがします。
なんでかなーと思ったら、ちょうどわくわくしながら出かけた頃なのね。
どんな準備をしたか、して置けば良かったかを思い出してみました。
なにぶん7年も(!)前の思い出話なので、書いてあることと違うことや人によって違うこともあると思います。あしからず。
女の子編
化粧品
とりあえず、当面足りる量の日常使いのものは持っておくと良いです。
生活が変わるので、変なところでストレスにならないように無難にいきましょう。
日本にあるブランドでも、実際の成分などはわからないですよ。微妙に違ってそれが原因で痛い目にあうことも考えられます。
私は使ったことがないので真偽のほどはわかりませんが、例えばクリニークは同じパッケージでも日本のはアルコールフリーでアメリカのはスースーする(アルコール入り)、と聞いたことがあります。
下記はアメリカのファンケルのサイトです。とりあえず日本と同じものが手に入ります。どうにも手をつけられない状態で困ったときなどに役に立つかもしれません。
http://www.fancl.com/catalog/jp/
生理用品
ナプキンはやっぱり日本のものが圧倒的に質が良いです。
私は行った時に使って、「あ、10年前くらいの感じ」と思いました。もちろん、使えないものではありません。好みの問題です。
私は結局最後まで使う気になれず、日本から荷物を送ってもらうついでに緩衝材代わりに入れてもらうとか、友人が来る時に持ってきた物を置いてかえってもらうなどしました。
デリケートなことなので、これも当面足りる量を持っている方が安心です。
お金のこと
とりあえず1ヶ月は暮らせる現金を持って行きましょう。
カード社会とはいえ、思わぬところで「現金のみ」と言われることがあります。特に最初はお役所系に行くことが多いです。
私は免許をとる時にお金が足りなくて同僚に現金を持って来てもらいました。
お財布に20ドルしか入っていない状態でうろうろするのはもう少し後になります。
トラベラーズチェックはほとんど役に立ちません。観光地ならOKですが、日常生活には向かないです。100ドル札は当然不可。
免許、ソーシャルセキュリティーカードが手に入らないと口座開設不可
まず、ソーシャルセキュリティーカードを手に入れる手続きを入国後できるだけ早くにしましょう。だいたい1週間後にカードが手に入ります。最初は何かと必要になるので、コピーをして本物は大切にしまって、コピーは手帳などにはさんでおけば便利です。
このカードが手に入るまでに免許取得用のテスト勉強をして、カードが手に入ったら早速免許証を手に入れます。州によっては日本語テストが用意されていたり、国際免許証とテスト通過で免許証を出してくれるところもあります。
2つのカードが揃ったら、銀行へ。
口座の開設はあっさり簡単にできます。身分証明のカード2種があればこそ、です。
カードにはクレジット機能をつけておきましょう。このカードが手に入れば、お財布に20ドル…でも大丈夫です。
口座の最低料金
一定の金額以下だと口座維持手数料がかかる銀行が大半です。たしか3000ドルくらいだったような…。毎月とられるのはちょっと悔しいし、原資としてそれくらい入れておいても何かの時に困らないと思います。日本からチェックでもっていくと口座を作る時に「はい」って渡してしまえば良いから楽です。
25セントコイン
お洗濯などに使うことが多くなります。マメにためておきましょう。
食生活
お茶碗、小皿、お急須
長期滞在の場合、やっぱりこういう小物が手元に欲しくなります。
100円ショップで買えそうな物が5ドル、10ドルと書いてあると買う気が失せます。
ご飯は、お皿に盛って食べることも、カフェオレボウルをお茶碗代わりにすることも出来るけれど、一定の期間が来ると、「あーーお茶碗でご飯食べたい!」てなります。
もちろん、そうなるかどうか試す手もあります。
お米
日本よりも安くて、日本と同じくらいの味のものが手に入ります。
炊飯器は持っていく方が美味しく炊けるでしょうね。
たまご
禁生卵。どうしても生卵かけご飯をしたいときは、日本食品店の上等な卵を使いましょう。
乾物
すぐに賞味期限を気にしなくなります。1年くらい気にしない気にしない。
だいたい、お店にある時点で…(略)…なんです。
オーガニック食品店
私が住んだところは近所にあったので、お大根やごぼうまで手に入りました(貧弱だったけれど)。探してみると良いかも。
衣生活
下着―サイズがない〜
ちびっこな私の場合、なんだかでっかいパンツだったり、ブラもサイズがない…(悲
てことになります。私は1週間に1回しか洗濯できない環境に3ヶ月近くいるのが仕事だったので、足りるように持っていったのですが、そのおかげで長持ちして助かりました。
また、大抵のアパートには洗濯機置き場がありません。地下に洗濯乾燥機のスペースがあったり、近所まで行ったりします。そういう意味でも衣類は最初からゆとりを持って1週間まわせるだけある方がいいかも。
ボトム―5号以下はない
スカート、パンツが5号以下なら、身に合うものはないと思って間違いないです。
必要なだけ持っていく、送ってもらう、ことになります。
お店で仕立て直してもらう…キビシイだろうなあ。
トップスは何とでもなります。かえって日本よりも選択肢が広いです。
水着―大抵サイズは合わない
下着と同じ理由ですね。休暇にリゾートに行くかもよ。あるものを持っていきましょう。
靴下―レディス用Mサイズは23センチの足には大きい
絶対にかかとの位置が合わないのよ。キッズサイズを試したことはないけれど…だったのかなあ。
その他
日本人ムラ社会
日本にいても、限られた面々としかかかわらないわけだけれど、日本と違って逃げ場がないのが特徴です。地方の田舎社会に馴染もうとする感覚かも。とにかくどんな人であれ、先にそこにいる人にはお世話になるから、そのつもりで接しましょう。
また、日本人でも現地で生まれ育った人は考え方はアメリカ人であることが多いです。
日本語で話ができても字を書けない、なんてことも当然ありますし、考え方が違いすぎて???なこともあると思います。あ、日本人の顔をしたアメリカ人なんだなと思えば対応が楽なはずです。
図書館
近所にあったら、落ち着いた頃に行ってみましょう。多読し放題です。ビデオもあります。
図書館で、安価なESLクラスをやっていたり、ボランティアの英語の先生を斡旋してくれたり、いろいろなシステムがあるはずです。
仕事と違う人間関係を持つようにしたら広がりがありそう。
日本語の本…数冊をお守り代わりに
落ち込んだり、鬱々とした時にこれがあると元気になれる、という本や物があれば持っていきましょう。現地では日本語の本も2倍の値段になります。そのうち日本語に飢えますよ〜。
電話
今はスカイプとか、便利なものがあるから工夫すればかなり安く上げられそうです。
長距離通信の会社を日本宛の電話が安くなるところを選ぶと良いかも。