情報技術と社会

情報処理試験を受けるような人には、すんなりと解ける問題ばかりです。
でも、パソコンはワープロやメールがせいぜいで仕組みはさっぱり、という人にはつらいかもしれません。パソコンまで発展した過程がまとまっています。後半は一般ユーザーが最低限知っておくべきインターネットの実際の話です。


通信指導、単位認定試験ともに4〜5択10問

エネルギー工学と社会

怖いもの見たさでとりましたが、かなり泣きが入りました。結局、範囲が広すぎて、その広範な範囲に前提となる説明が付属するためにどんどん冗長になっているのだと思います。しかも計算式がわからないと解けない問題がいくつか。せめて持ち込み可だともう少し違うのかなと思うのですが。計算機が持ち込み可だけれど、使っている人はいなかったと思います。本来的にはとても大切なことがたくさんあるので、このままではもったいなすぎます。門外漢がざっくりと本質を理解できるような内容に改編してほしいと思いました。


通信指導、単位認定試験ともに4〜5択10問

光電子技術とIT社会

光技術、デジタル−アナログ、アナログ−デジタルの変換の仕組みや、光通信技術について述べられています。特に後半は情報処理試験を受ける人は全く問題ないと思います。
持っている知識の整理が出来る感じ。
全然知らない人でも、対象が絞れているのと、本も放送授業もわかりやすく説明されているのでなんとなく理解できると思います。少なくとも何とかなるはず、と思います。


通信指導、単位認定試験ともに4〜5択10問、持ち込み可

バイオテクノロジーと社会

本も放送授業も説明はとても丁寧です。ただ、日常にバイオテクノロジーがどんどん入り込んでいて、それは意識的に避けようと思っても避けられないというところがとても怖いことだという風に感じました。研究者は怖くない怖くない、というけれど、「本当に大丈夫なのか」と思ってしまうことが多々ありました。例えばトマトが熟しても崩れないのは、そういう風にDNAをいじられているからなのは有名なのかもしれませんが、じゃあ、そうでないトマトをください、と言ってももう手に入らないですよね。選択の余地がなくなってしまっているのかな、と思います。
放送授業でどんどん先生の声が張り上げられていく、節が変わるとトーンが下がる。の繰り返しなのが面白かったデス。
真正面から行くととても大変なのですが、試験対策としては放送授業で「へ〜」と思ったことをきちんとチェックしておくのが案外早道です。そういう風に問題を作ってくれているのだと思います。



通信指導、単位認定試験ともに4〜5択10問

都市システム工学

日本の都市の規制があまりにもゆるすぎて今の状態があるのだ、ということが良くわかります。規制は自由を阻害する、とかいって反対する人がたくさん居るのだろうけれど、その結果が今の日本の都市です。欧米は日本の規制件数より一桁違うくらい様々な規制があり、その結果として町並みが揃っていて落ち着ける、そういう環境ができているのだなあという感じです。


通信指導4〜5択10問、単位認定試験4〜5択20問

人間と自然

農業の現状を憂いながら新しい農業の方法に希望を見るような感じの授業です。とてもまとまっていて、みんな見たほうがいいよ〜って思える授業内容でした。身近な生活から見直すことが大切だな、と気付かせてくれます。良い内容だということでしょう、丸4年経過したら大抵は改編されますが、この科目は次年度もこのまま継続されます。
試験は記述式ですが、800字なので時間が足りないこともありませんでした。


通信指導、単位認定試験ともに記述式(800文字)持ち込み可