ローマ人の物語 (29) 終わりの始まり(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (29) 終わりの始まり(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (30) 終わりの始まり(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (30) 終わりの始まり(中) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (31) 終わりの始まり(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (31) 終わりの始まり(下) (新潮文庫)

久々に出たので一気読みしてしまいました。
五賢帝時代の最後の1人マルクス・アウレリウスから、内乱を経てセヴェルスの時代まで。衰退期に入っていくローマ帝国が書かれています。なんだか最近のニュースで見聞きしたような気がする内容もあって、歴史は繰り返すのね、とかあの国もこの国も斜陽…?なんて思ってしまったり。晴れている日に明日の雨の対策を打つ、ということの難しさがわかります。結果がわかっているとあの時ああしていれば、というのはわかりますがうまくいっている時にはなかなかそんなことを考え付かないものですね。
これから先はこの季節に単行本1冊分ずつ文庫になっていくそうです。
先が長いわぁ…。