nami-i2005-12-13

ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (11) ユリウス・カエサル ルビコン以後(上) (新潮文庫)

ガリアでの戦いと違い内戦なので、いかに人を殺さずに大きな戦いをせずに解決するかをカエサルは考えます。結果的にも最小限で済んだのだろうと思います。
ポンペイウスは負けてエジプトに逃れたところを殺されてしまいます。
そして、その後カエサルクレオパトラと仲良くなったらしい…。これは別に目がくらんだわけではないはずだ、というのがこの本では書かれています。季節風などの関係で滞在せざるを得なかった、ということらしいです。まあ、一理あります。
引き続きとても読みやすいです。ただ、カエサルに惚れ込んでいる作者の文章が鼻につく人はダメかもしれません。