ミルフォードサウンド
日帰りバスツアーです。各ホテルでピックアップされたお客さんが乗り込んで、クイーンズタウンを離れます。
隣村で、機関車がいるのをバスのドライバーさんが発見。「珍しいから行ってみよう!」と連れて行ってくれました。見学もその場でガイドさんが交渉、あっさりOKされて、写真撮影しました。ちなみにこの日のドライバーさんは日本語ペラペラ、運転滑らかな方でした。
ミラーレイク
湖が澄んでいて、湖面によく映ります。看板の字が逆さになっていて、湖面に正しい向きにMirror Lakeと表示されています。
休憩がてら立ち寄った小さな渓谷(キャズム)
水の流れでくぼんだ岩に小石が踊り、岩を削ってついに貫通させてできた穴の造形美。
ミルフォードサウンドに着いたときは雲に覆われていました。道中雨が降っていたけれど、かろうじて曇り。
舟に乗って出発後、昼食。食後は思い思いに景色を楽しみます。風が強かったけれどデッキで景色を見ていました。
オットセイの群れ
縦に白いものは滝。雨の後、岩盤を滑り落ちる水で、名前のない滝もたくさんあるそうです。
あの陸地の先はタスマン海峡。そのずっと先はオーストラリア。
向きを変えて帰ります。いかにもフィヨルド、という風景が続きます。
船を下りる頃はすごくいい天気。ここでいい天気にめぐり合うのは珍しいそうです。
この後、同じ道をたどって宿泊先に帰りました。1本道で、他にルートがないのです。
で…ちょっとあまり良い話ではないので小さい字で。この日の夜はちょっと環境悪かったです。旧正月で中国から団体ツアーで来ている人が大勢いて、私たちの部屋の上や横は中国の人だったのです。室内は禁煙なのにタバコを吸って、コネクティングルームだったのでドアから煙が流れてくるし、マージャンを持ち込んでいて夜中までわいわいジャラジャラするし、子どもは夜中まで騒ぐし走り回るし…。ドアの隙間にタオルを詰めて、疲れを借りて寝てしまったのですが。昔の日本人の団体ツアーもこんな感じで嫌がられたりしたんでしょうか。考えさせられました。翌朝、チェックアウト時にフロントに話だけはしたのでした。
個々人は悪い人ではないと思うのです。トイレ休憩で並んでいたら、奥の方を指し示しながら声をかけてきてくれた人がいました。たぶん、奥の方はあいているよって教えてくれたんだと思うのです。
旧正月(今頃の時期、毎年日付は変わります)、国慶節(10月1日)の頃に旅行に行くときは覚悟しておいた方がいいかもしれません。というより今後中国の人がもっとお金を持つようになると、もっと大量に旅行者が出て、ホテルを取るのも難しいなんてことが将来起こるかも…。