5日目

リヨンでのんびり。

塩野七生さんの本をずっと読んでいると昔(古代ローマ時代)はドイツ・スペイン・ローマそれぞれの中間地点として、とても重要な位置にあった町だと知ったのでどんなところかと思っていました。

いかにもローマ時代の道。

劇場跡。今すぐ使えそう。


世界遺産として残る町並みはヨーロッパの古い町そのものなのですが、新市街は現代的です。丘の上には古代ローマ遺跡があり、隣には「最近立てられた」18世紀の教会があります。

そこからの眺めはとてもすてき。ちょっとフィレンツェを思い出します。


丘を降りて古い町を歩くと、小さい博物館やかわいいお人形のお店などが素敵です。昔からある教会は、14世紀から動いている時計があります。カチッ…カチッ…とゆっくりと時を刻む音がします。表示も正しく、カレンダー付き。写真がぶれてしまったのが残念です。ちょうど夕方5時前で人だかりができていたので人形かなにかが動くのかと思いましたが、残念ながらカタッとひとつだけ動いただけでした。

町のみどころを一通り見るのにさほど時間はかかりません。古い町並みの中でのんびりしたい人向きです。

この広場の主役はルイ14世です。


サンテグジュペリと星の王子様の銅像。広場のすみっこにあります。サンテグジュペリは短期間でしたがリヨンに住んでいたことがあるそうです。
私はこちらの方が好き。

馬の鼻から鼻息が出る噴水。これは市庁舎前の広場。