7日目

ニースでのんびり。


前日の挽回をしようと朝食後はさっさと外へ。
ホテルを出るとすぐ海。夏だったらね〜。と思いつつ、海岸側へ横断歩道を渡ったところに日本人のおじいさんが。あちらから声をかけてきて、1ヶ月ほど旅行をしようとロンドンに来たけれど、あまりの寒さにニースに逃げてきたとのこと。「どうせ旅行なんだからどこに行ったっていい」だって。「でも、1人で動くとホテルを取るのが大変だ、安く上げたいし今更ユースホステルじゃないから」…そうですね〜。どれくらい滞在するのか聞かれたけれど、明日には日本に帰りますと言ったら残念そうにされてしまった。どうやら長期滞在なら近郊(エズやモナコ)に一日行かない?などと言おうとしたのかも。
浜辺に出て驚いたのは、玉砂利のような丸い石の海岸だということ。砂を巻き上げないので、濁らず、とてもきれいな印象です。

海岸沿いに旧市街へ歩くと、花市場があり、お店を見て楽しみました。オリーブオイルの石鹸をお土産に買った。これはマルセイユの特産品なのです。
さらに旧市街にある丘を登ると、レモンの木。

たくさんなっています。
もっともっと行くと古城跡があり、そこからの海の景色が素敵です。



この滝、18世紀ごろに作られた人工のものだそうです。

上から見たところ

下から見たところ
景色を楽しんだ後は、丘を降りて再び旧市街へ。

ちょっと並んでいるパン屋さんを発見。一緒に並んでお昼のサンドイッチを調達し、再び海岸に出てベンチでランチをしました。
午後は駅方面へ。静かな駅。昨日の混乱していた駅と同じ駅とは思えません。
この時間に到着するはずだったのにね〜。と言い合って見物したのでした。
夕日の沈む頃に再び海岸へ。日が沈み、明日になったら帰るのね〜と名残を惜しみつつ夕日を見送りました。

夕食は海産物を扱うレストランへ。典型的な観光客向けレストランで、日本語のメニューもありました。全部で5ヶ国語くらい用意しているみたい。
テーブルの横にカキを置いてある冷蔵ケースがあり、注文があるたびにそこでカキをさばいていました。手際がいい〜。手元をじいっと見ていたら、「美味しいよ♪」というのですがあいにく私は貝を食べられないので「そうよね〜」って言っておきました。

こちらは待ち歩きの途中で見かけたお店の中。マンガだらけです。
キャンディキャンディもありました。全部フランス語です。

こちらは薬局の看板についていた温度計。暖かかったわけです。